2014年4月26日土曜日

天然の万能薬:クルクミンとクエルセチン

うこんのクルクミン は 活性水素分子であり、
その酸化体とみなせる クエルセチンは 
CYPの 還元反応の邪魔をする 酸化剤である。

◆ クルクミン+クエルセチン=酸化・還元機能分子 ◆

つまりは、
ダブルメッセージ型REDOX分子 という位置づけができる。

これは、
古臭い天然物による 新しい創薬の可能性 を示唆しているが、
そのようなデュアルメッセージ化合物をまさに何処で働かせるか
という、グローカルな思考が 重要な鍵になる。

次のWIKIの記載を利用すれば、
CYPの関与がないグローカルな場所が 好ましい;

クェルセチンは薬物代謝酵素CYP2C8の阻害剤とされており、
特にパクリタキセル(タキソール)と有害な相互作用を持つ
可能性のある薬物として示されている。


パクリタキセルは主にCYP2C8で代謝を受けるが、その生物学的利用能(バイオアベイラビリティー)が予測できない増加をしたり、害のある副作用が引き出される可能性がある[11][12]


クェルセチンは薬物代謝酵素CYP2C9の阻害剤としても知られている[13]
クェルセチンは薬物代謝酵素CYP3A4の誘導[14] および阻害剤[15]でもある(言い換えると、短期的にはCYP3A4酵素の活性を低下させるが、生体内の反応で酵素をより多く生産することによって誘導剤として機能する)。



上記のCYP2C9とCPY3A4は、薬物代謝酵素系のシトクロムP450のメンバーであり、生体内での異物代謝に関与する酵素である。


どちらのケースでもクェルセチンは、これらの酵素が代謝する薬物の血清レベルや、 潜在的な効果を変えうる 可能性がある。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%81%E3%83%B3


4 件のコメント:

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    1. 問題はこの二つの分子をどう共存させるかと言うことだが、合剤というチョイスが一番イージーな方便である。さらに、合剤のための金属とか、極性分子、あるいはサンドイッチのバターのような分子があると モア・ベターである。

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  2. クルクミン:
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%B3

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  3. クエルセチン:
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%81%E3%83%B3#.E8.96.AC.E7.89.A9.E7.9B.B8.E4.BA.92.E4.BD.9C.E7.94.A8

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