2014年4月26日土曜日

薬のデュエット:カ デュエット(ノルバスク+リピトール)


エッセンシャルドラッグ と言う言葉について 知っておこう。

アムロジピン(ノルバスク)はCa拮抗薬(血管拡張作用)で、
そのようなエッセンシャルドラッグの代表選手である。

最近は スタチンとの合剤も発売されている。
カデュエット は以下に説明があるような 合剤である。


https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200908/511884.html


基本となる薬については、 以下の Wkipedia に詳しい;

http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:WHO%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%94%E3%83%B3


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(1) 第一三共が開発したオルメサルタンは 血圧降下剤であるが、
米国において2000年代に2回の配合剤の承認を得ている薬剤であり、
更に2010 年に3回目の配合剤の承認が下り、発売が予定されている。


また、後述する別の 薬剤との配合剤を日本でも発売していることから、最も配合回数の多い薬剤の事例である。

(2)武田薬品は日本のトップ製薬企業であり、アクトスは米国における主力商品である。
アクトスは糖尿病治療薬で、剤型から見ても徐放剤、口腔内崩壊錠を含めファミリー・ブランド展開がユニークな事例である。



(3)ファイザーは世界最大の製薬会社であり、外資系企業(米国)の事例である。
 

カデュエットは高コレストロール血症と高血圧症という
異なる疾患の治療を一剤で可能にした世界初の配合剤である。

ちなみに、配合成分であるリピトールは世界で最も売れた医薬品である。


(4)GSK(現、ViiV)も外資系企業(英国)の事例である。
エプジコム は後述する配合剤に関する規制が緩和される2005 年より以前に承認を得ているHIV 感染治療薬である。

ViiV はHIV 治療薬分野ではリーディングカンパニーであり、
世界中で単剤7 種類と配合剤3 種類を上市している。


(5)MSD も外資系企業(米国)の事例である。

コソプト配合点眼液は緑内障の治療薬で、世界約90 カ国で販売
されている。点眼必要回数のみならず、他剤との併用、販売提携がポイントとなる事例である。


(6)シムビコートはアストラゼネカ(英国)が開発したドライパウダー吸入式の喘息治療薬で、100 を超える国と地域で承認されている。


日本ではアステラス製薬が提携販売を行う事例である。また、特許を取っている吸入器(デバイス)を使うことに特徴がある。

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